舌側矯正で「見えない」矯正治療: 舌側矯正で見えない矯正治療

2009年09月08日

歯の大きさのバランスの悪い治療例です。

治療が終了して何年もたちます。アイ矯正歯科では治療後のフォローは大切と考えています。

なぜなら元にもどろうとする作用は長い時間持続することがわかっているからです。

本日、掲載に同意された患者さんは前歯が小さい、隙間がある、デコボコがあることなどを治療したいと来院されました。

 

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写真をよくみていただくとわかるのですが上の前歯の横の歯(側切歯)は非常に小さな歯になっています。矮小歯(わいしょうし)と言います。この側切歯の矮小歯、あるいは円錐歯は実はとても頻度の高い歯の形態です。退化傾向にあると考えられたこともあります。

 

下の前歯にもデコボコがあります。

 

さて難しいのは診断です。小さな歯を将来どうするか?です。特に画面で左側の歯はとても小さく綺麗には並びません。また右側には犬歯がありません。口元が出ていることも気にされています。そこでその小さな歯と下は第二小臼歯を2本抜歯することにしました。

 

これをunusually extractionと言います。普通ではない抜歯部位を抜いているという意味です。

 

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よく見てください抜いた前歯には歯があるようにダミーの歯を装着してあります。下はよく表側の治療で抜かれる第一小臼歯ではなくその奥にある第二小臼歯を抜歯しているので正面かそれが見えることはありません。私たちは見えないに、こだわっています。

 

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いかがですか?同じ人ではないと言わないで下さい。私たちは日々進歩しています。確認していただければ詰め物の位置など同じです。しかも差し歯で治療したところはどこもありません。差し歯は永久なものではありませんが、ご自身の歯は永久です。真ん中もぴったりあっています。でも実は上の歯の大きさは左右で違います。しかしそれに気づかれる人はこの状況ではいません。

 

実はひどい不正咬合ではないと思われるかもしれませんが、矯正のプロが見れば大変難しいケースです。じっくり計画を立て、いく通りも考えられる施策を提案させていただき患者さんが納得されて治療をすすめました。手前味噌ですが完全だと思います。

 

大変喜んでいただき掲載に許可をいただきました。アイの症例報告には必ずリンガルブラケットを装着した写真をいれます。それは偽りや嘘がないことのあかしだからです。

2008年07月23日

見えない矯正治療

どうでしょうか?装置が見えますか??。見えない矯正治療をご覧下さい。

同じ一人の患者さんですよく見ていただければ同一人物であることはすぐにわかります。

少し色や明るさが違うのは経過をおって撮影させていただいているからです。

左上から下に行き、右上に上がりそして右下まで順番にみてください。

治療が進んでいく様子がわかります。

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食品偽造が問題になっています。でも矯正治療はどうでしょうか?

見えない矯正治療で検索するとたくさんの歯科医院が出てきます。

本当に見えませんか?表には何もつけなていませんか。

表につけないから歯がつるつるで輝いています。

この患者さんはアイ矯正歯科クオリテイーです。もちろん特別な方法があります。

もう悩まないで下さい。見えません。矯正装置に注目されることがありません。可能です。

ライバルはアイ矯正歯科内のドクターたちです。表につけるようなことはありません。

2008年06月29日

第五世代リンガルブラケット

今日は第5世代マルチリンガルブラケット(フジタメソッド)について

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このブラケットは裏側すなわち舌側から治療のために開発されたブラケットの最新のものです。1960年代の後半からこのブラケットの原型はスタートしています。第五世代とは5回の改良をへたブラケットという意味です。

藤田先生が開発したこの方法は世界的には1979年にアメリカ矯正歯科学会誌から始まります。藤田先生は当時歯科大学の助教授であったこと、企業と組むことを拒み、宣伝等を行いませんでした。それは今も同じです。そのために舌側矯正と言ってもこのブラケットを使用している先生は極わずかです。

しかしこのブラケットにまさるブラケットはないと考えられます。まず2つのスロット(溝)を有します。上下2段の溝は世界の私が知る限りこのブラケットだけです。上の溝は患者さんがお口を開けた時にメインアーチワイヤーを簡単に装着できます。下のスロットは現在はどのブラケットにも付いている横溝です。横溝だけのブラケットというのが普通です。

そしてもう一つ重要なのはこのブラケットの製作データです。日本人の正常咬合者からとったデータによって作られています。皆さんが知っているブラケットの大部分は白人を基準に製作されたものです。白人は頭の形が長細くこれを長頭形と言います。それに対して日本人は短頭形です。歯列はこの頭の形と相似だと以前から言われています。従って日本人の顔に白人の歯列ということになります。ただ悲しいことに日本人は外来から来たものを好む傾向にあります。しかしアメリカではほとんど行われていません。また世界で最初に治療を始めたのは藤田先生です。

ブラケットの形は治療上大変重要です。このブラケットにはすでに30年の歴史があります。またこれからも私たち現場の意見を聞いて変化していきます。改良は簡単ではないでしょう。でも藤田先生に直接お話をすればそれを反映した形にしてくれます。これも企業ではないゆえの速さがあります。

私が小学校のときからこのブラケットの原型が始まっていることに先人達に感謝いたします。今はこの2つのスロット(実際には縦にも溝があるので3つの溝をもつブラケットです)を自由自在に使いこなしperfect invisible treatment(完全に見えない治療)を目指します。藤田先生は今年退職されました。

2007年02月13日

見えない矯正歯科治療とは

私が考える見えない矯正歯科治療の背景

見えない矯正歯科治療とは、その他の歯の表側(唇側に装置を付けずに治す)に装置を付けずに治すことを総称すると考えています。最近は舌側矯正や裏側矯正というレベルではなく見えないということを総称にした方が妥当であろうと考えるにいたりました。舌側矯正などは一手段にすぎません。表につけないことが私のプライドです。

多くの誤解があります。そして間違った認識のもと実際にトラブルを抱えてしまった患者さんをもう増やさないためにできるだけわかりやすくなるよう記載したつもりです。

Q&A方式を取らせていただきました。
題してこれって「本当ですか?」

2007年02月12日

矯正歯科装置について

Q:装置には種類がありますか?なるべく痛くないのがいいんですけど。

A:それは難しいですね。そこでブラケットの構造について説明しましょう。

アイ矯正歯科クリニック 舌側矯正装置 アイ矯正歯科クリニック 舌側矯正装置
アイ矯正歯科クリニック 舌側矯正装置

私が使用しているのはフジタメッソド製です。どうしてこれを使うかというと日本製だからです。これは日本人の正常咬合者のデータから作られています。この装置について説明しましょう。

アイ矯正歯科クリニック 舌側矯正装置

実は上下2つの溝があります。同時に2本のワイヤーを装着できます。そして立てにも穴が開いています。結紮するときにとても便利です。

アイ矯正歯科クリニック 舌側矯正装置 装着例

2本入っています。2本入ると歯が電車と同じように平行に移動させることができます。

アイ矯正歯科クリニック 舌側矯正装置 大小比較

異物感(へんな感じ)をなるべく減らすには小さい方がいいです。しかし、歯のコントロールはしずらくなります。幅が広いほど歯のコントロールはしやすいのです。しかし異物感は増します。そして摩擦抵抗が増えます。摩擦抵抗は少ないほど歯はすべるように動きます。

しかしここで考えて見ましょう。歯のブラケットが小さいと歯と歯の間のワイヤーの部分が増します。どうですか?本当に小さくなると異物感は減るでしょうか?歯と歯の間にワイヤーは必ず渡ります。

摩擦抵抗は空中ではそうかもしれませんがしかしウエットな環境ではどうでしょうか?本当に増えるでしょうか?

私は測定したことはありません。しかし、効果と異物感の丁度つりあったところをとるとここに落ち着き増す。私はフジタのブラケットがベストだと信じています。

2007年02月11日

矯正歯科治療の痛み

Q: レーザー照射は痛みを和らげるって本当ですか?

A:本当のようです。しかし痛みを研究課題にしている研究者に聞いたことがあります。

痛みは評価できますか?大変難しいです。できないと思っていただいてもかまわないと言われました。

またある教授は長年この研究してきました。しかしこういう指摘をしています。

歯を動かす物質にプロスタグランジンE2というサイトカインがあります。しかしこれは同時に発痛物質でもあります。どうもレーザーはこのE2を抑えて痛みを消すようなんです。矯正の分野には向かないとアドバイスを受けました。さらにどれだけの深度まで作用しているかが問題です。プラシーボ効果も重要なのでこれで痛みが弱くなりましたよっと言うと効果があるそうです。実際に患者さんは比較することができないのです。もう少し実体がわからなければ私どもは採用することはしません。

2007年02月10日

矯正歯科治療期間

Q:表側からの治療に比べて治療期間がかかるって本当ですか?

A:確かに少しかかるかもしれません。では真実を説明しましょう。

アイ矯正歯科クリニック オフセットについて

それぞれの歯の厚みに応じて曲げを入れます。これをoff setと言います。

これは典型的な裏側からの矯正用ワイヤーを実際に曲げたものです。
ワイヤー全体の長さが短いことが最大の欠点です。しかも曲げが細かく入れる必要があります。これもワイヤーは曲げるとわずかですが性質が悪くなります。その点では不利です。

これを解決するためにワイヤーの種類をたくさん使用します。ワイヤーの性質を変えることでこれに対処しています。

表側からだといつ装置が取れるか楽しみですが、裏側からの患者さんはそんなことを思っていません。理由は見えないからです。実際にはずしても付いていても見えないので同じです。

インプラント矯正

Q:アンカーインプラントすると早く歯が移動するの?

A:そんなことはありません。嘘です。ではお見せしましょう。

アイ矯正歯科クリニック アンカーインプラント アイ矯正歯科クリニック アンカーインプラント レントゲン

1999年のアメリカ矯正歯科学会誌に私たちが報告しました。この患者さんは入院中の固定にアンカーインプラントを使用しました。当時はまだ報告例がなく上顎には骨が柔らかいという理由でインプラントの埋入をしませんでしたが、その後は可能であることがわかりました。

このインプラントを利用すると無駄なく歯に力を加えられますが、加える力は歯の歯根表面積によって決まると言われていてインプラントを適応させても歯の移動する力を変えることはできません。したがって移動速度は変わることはありません。

ただし牽引する方向など多少の自由がありますがこれにも欠点があります。どちらにしても患者さんは打ちたくはないですよね。私はよほど必要でない限り外科的処置は進めません。かならずリスクが付いてくるからです。

2007年02月09日

矯正歯科治療のリスク〜メリットとデメリット

歯をなるべくぬきたくない。
手術もなるべくしたくはない。
そしてインプラントをできればやりたくない
というのが基本です。これがアイ矯正歯科のコンセプトです。

体のなかに異物を入れたくないのは誰でも当たり前です。

それぞれの本音はこうです。
確かに矯正による抜歯、手術そしてインプラントは患者さんが払った犠牲以上のものがある場合にのみ適応になります。
これが出来るのは我々のような医院では当たり前のことです。しかし患者さんはすごいことと勘違いしています。

それぞれの欠点は
抜いた歯は元に戻らない。
手術は麻酔やメスを入れること、そして入院などの時間的問題などその他いろいろなデメリットはあります。しかしはるかに越えたメリットがあります。

アンカーインプラントは不動固定を得えることが出来ますが、チタンという安定化したものを体内に入れますが問題はこれが細胞の中に溶けないかということが残ります。

なるべくはしたくない。でも大きなメリットの上に成り立っているのです。私たちはなるべくしたくない、でも技術的には十分可能な医院であるということです。最新のすべてのことに対応できることが重要です。

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