2007.03.24
以前のことであるがコンビニエンスストアやファーストフード店などの言葉づかいが間違っていることが話題になったことがある。私も正しい日本語を使用して いるのか不安に思った。同時に病院で患者さんの快適さを高める意味で患者さまという言葉を使用しているところもある。しかしどこか違和感がありうちの医院 では使用することを躊躇していた。しばらくして新聞にもこの患者様が取り上げられた。言語学者:金田一春彦さんの著書“日本語を反省してみませんか”(角 川書店)が引用されておりこの本を購入してみた。この本にこう書かれている。 言葉を丁寧な形にしても、決して丁寧な意味にならないという例は他にもある。病院へ行くと、「患者さま駐輪場」「患者さま待合室」と書かれていることがあ る。「患者さま」と言われるのは何となく落ち着かない。なぜなら「患者」という言葉自体すでに悪い印象を与えるため、いくら「さま」をつけてもらってもう れしくない。「病人さま」「怪我人さま」「老人さま」など、いくら頑張っても敬うことにならないのである。 という一節がある。確かに疾患に様をつけるようで変な感じなので採用することをとりやめた。正確な日本語これは難しい。そして言葉は時代とともに変化して いくものでもある。受ける人の印象を良くすればこれもいいがやはり私は同じ視線で話をして治療をしたい。私も先生様ではない。