フォースシステム (アイ矯正歯科クリニック院長日記)

フォースシステム

2007.06.17

フォースシステムという言葉がある。これは矯正では診断の次に大切なものである。これがしっかりしていないとメチャクチャな治療になってしまう。患者さんには分かりにくいのだが、例えば前歯が前に飛び出している。前歯の横の歯は正常な位置にあるとしよう。その歯を前歯とワイヤーで結んではいけないのです。なぜかというと横の歯は正常な位置にあるからです。この横の歯は前歯に引っ張られてしまい前に出てしまうのです。こうすると横の歯いしてみればどうして動かなければいけないの?っと思っているはず。こういったことを考えることをフォースシステムと言います。

さてどうしてこういった話をしたかというと最近あまりにもイージーな発想の先生が多く本来動かす必要のない歯まで動かしてしまう。ただ並べる。治療のゴールがまったく見えていない。歯並べ屋さんになり下がったという感じを受ける。これはニッケルチタン系のワイヤーのたいとうと伴に増えたような気がする。どういうことかというとこのワイヤーは超弾性ワイヤーと言われ最初は形状記憶合金などと言われた時代も長くある。一般にも色々な部分に使用されている。このワイヤーを多用するケースを目にするときがある。

しかしこれは要注意である。本来歯は動かす必要のないものは動かさないほうが良いに決まっている。これは万事に通ずることでもある。取り合えずニッケルチタンこれは危険。簡単ですべてのはに結べば取り合えず並んでしまう。取り合えずという程度である。

アイ矯正歯科は本当に必要な時以外にこれを使うなという指示を出している。これを使わないわけではないが本来矯正医は薬も何も使わない。ワイヤーを曲げたときの力の加え方が矯正医の命である。ワイヤーの調整を放棄するような治療には賛同できないし、実に怠慢である。そして治療結果ももちろん悪い。

頑固かもしれないが職人に通ずるプライドを持つように指導している。歯にとって絶対にマイナスになることはしない。これがアイ矯正歯科のモットーである。

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