土曜日終えて (アイ矯正歯科クリニック院長日記)

土曜日終えて

2009.04.18

本日も満員御礼でした。キャンセルの患者さんも一人もいませんでした。ありがとうございます。福島市からの来院もありがとうございました。

患者さんとお話していて、アイ矯正歯科スタイルは昔タイプの矯正歯科医院のようです。その患者さんは初診で来られました。他医院ですでに検査診断まで終わられています。しかし何かが違うと憤りを感じての来院でした。どこの医院かは知りませんが大変きれいな医院だそうです。しかし治療が始まると衛生士さんが一度に全部のブラケットを装着したり、衛生士さん助手さんとの時間が長く先生との時間は短かったそうです。意志の疎通がなく治療をうまくいっているのかどうかわからないそうです。衛生士さんがブラケットを装着するのは違法ではないですし、“もう一度そのその医院でお話合いになったらどうですか?もしだめなら一からアイ矯正歯科で治療でいいですか?”とアドバイスさせていただきました。もちろんアイ矯正歯科では衛生士さんがブラケットを装着することは決してありません。その準備はしてくれます。ブラケットの装着はドクターの仕事だと確信しています。ワイヤーを曲げること、ブラケットを装着することはドクターが直接しています。安易にワイヤ―とブラケットをゴムで固定することもしません。必ず一歯づつワイヤーで結びます。

その医院で行った方法をインダイレクト法(間接法)と言います。特別な方法ではなく技工士さんや歯科医が前もって装着部位を予想してガイドとなるジグを作りそれごとブラケットを接着します。誰でもある程度良い位置に接着できる利点があります。レストランチェーン店を思い浮かべてください。特別な料理人はいりません。工場で作った半製品を持ちこみ電子レンジなどの調理機で最終仕上げをします。そうするとある程度おいしいものが食べられます。しかし、ある程度のレベルです。特別な料理を期待して行くことはありません。これと同じです。収益性を上げることと職人さんに支払う人件費を削減させることができます。

これは歯科医院でも同じことが言えます。また多くの患者さんを低コストで治療することができます。歯科医の数を減らすことは経営にとっては利のあることです。医院によっては歯科医が2人なのにユニットが10台あるなんて医院を見たことがあります。

しかし本当にいいでしょうか?これは選ぶ患者さんの好みになります。インダイレクト法は私には60点です。ダイレクト法、すなわち直接経験のあるドクターが自分でブラケットを一つづつ装着するこれは80点からいいときは100点です。“今日はうまくいった”。っという瞬間です。でも経験がなければ無理です。しっかりとした技術が必要です。

私はリンガルブラットに20年以上の経験があります。プロだと思っています。直接体を扱う職人です。今日はアイ矯正歯科は5人の先生でした。そのうちリンガルブラケットを直接接着できる能力のある先生は4人です。受付が一人、衛生士さんが3人。アイ矯正歯科はドクターの数が土曜日はうわまっています。衛生士さんにブラケットの装着をしてもらったことはありません。しかもリンガルブラケットの治療のできるドクターは普通の矯正医とは受けた教育と経験が違います。しっかりと育ててきた者たちです。誰でもできるわけではありません。資質と何よりもやる気が必要です。

医院のスタイルはその院長の考え方によります。華美で都会の真ん中ではどこかで抑えないと倒産してしまいます。材料を落とすか人件費を削減するか?都会ではご近所に住んでいる方はほとんどいません。そこで宣伝は削減できず過剰な表現となりキャッチセールスまがいのものまで存在しています。これは経営者の経営に対する考え方の違いです。アイ矯正歯科は他に比べて少し高いと思う人もいるかもしれません。逆に安いと言われたこともあり、これは患者さんの歯並びに対する価値観の違いかもしれません。正直、場所代がない分アイ矯正歯科はこのスタイルで行うことができています。リンガルブラケットに関してこの高レベルを維持するには仕方がないと考えています。かなりいい加減な見えない矯正治療に出会うことがあります。患者さんが相談にくるたびに驚きます。先生がたと“これはないでしょう。これでいいの?”。と言ったぐあいです。

アイ矯正歯科はハーフリンガルの治療を受ける人はわずかしかいません。できれば上下リンガルで見えない矯正治療をしてくださいとお勧めしています。せっかくアイ矯正歯科まで来られたのならここの名物である完全に見えない矯正治療はいかがでしょうか?ハープではごまかしたくありません。どちらにしても歯の表につければ見えますよ。従って症例集にはハーフリンガルがありません。難しい抜歯症例ばかりです。抜歯症例が上下リンガルだと治せない先生が多くいます。この人たちはハーフリンガルを勧めているようです。発音が悪いとかの理由ですが、発音で悩まれるのは最初の数か月だけで後はだれも気が付きません。

御存じのない方へ、アイ矯正歯科はユニットが4台しかありません。最初は2台から始まりました。ドクターの数の方が多い時もあります。もちろんリンガルブラケットを勉強しながら働いてくれている先生もいます。普通の矯正し学会認定ではリンガルブラケットは扱えません。初めての患者さんは私がお口の中を拝見させていただいたあと、個室のカウンセリングルームでお話と治療について正直な希望や意見をお聞きすることにしています。泣かれる方もいます。かなり長い間探してきた。ハーフリンガル(下は表側)なんていうのでは納得がいかないという方です。こういう方をばかりを多く扱っています。アイ矯正歯科ができないとお断りすることはありません。ここでダメなら後はないでしょう。治療例をpower pointで示しながら説明させていただいています。

これ以上、治療室を大きくしたりする気持ちはありません。これ以上の患者さんを拝見するだけの医院としてのドクターの数を含めて能力がないからです。目が行き届かなくなることを心配します。矯正のプロが必要です。ご理解をください。

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