2009.04.23
誰でも知っているある大手服飾メーカーのデザイナーさんを患者さんにしています。その人のことを今日は少しだけ紹介します。
彼女も東京からの来院です。東京、港区、渋谷区の見えない矯正治療を看板にしている医院からのいわゆる流れて来たかたです。アイ矯正歯科にはこの都会からの流れてくる患者さんが多くいらっしゃいます。インターネットのホームページにはリンガルブラケットや見えない矯正治療の文字が氾濫し、患者さんの体験記なども掲載されているものの、実際に治療したかどうかの証拠を提示している医院は多くはなく、治療前後、治療中も明らかに表に装置がついているなど患者さんの求めていることとは違います。
偶然だが同じ医院から流れてきた患者さんが2人来院されました。2人とも言うには“下の歯は表にしてほしい”というものであした。いわゆるハープリンガルです。理由はしゃべりにくいし舌に傷が付くと説明されたそうです。しかしどうしても納得できなかった。2人は小雑誌をもって来院しました。それにはあきらかに共通のホームに2人の名前と写真がコピーあんどペーストで貼られてものでした。何やら子供だましです。
初診料金もただで分析もただ。まてよ分析はその日にはできないと思いきや適当な分析をしてあるのに驚いた。レントゲンがデジタルで現像の必要もないし、もし矯正しなければボタン一つで画像は消せ、コストは人件費だけです。良く考えられている。そして患者さんを縛ることができる。お2人とも、もう2度と行きたくないと言う。
私も2人にも何か事情がかるのかと思ったのですが何の問題もありませんでした。歯周病もあるので歯周病の専門的な知識のある先生にご紹介してチームアプローチの開始です。アイ矯正歯科の専門医の先生がたにも相談しましたが皆口ぐちに“なぜだかわからない。理由わからない”という結論に達しました。
治療が始り1年が過ぎたころ、私は、“デザイナーってすごいですね。皆に夢を与えられます。しかしなりたい人が多い厳しい仕事ですね”っと言うと“先生たちも凄いですよ。”と言ってくれました。さらに“私はここに来なめれば矯正治療はあり得なかった”。よかったうれしい。満足してくれているようです。
インターネット情報の氾濫に責任を取らせる方法はない。しかし、彼女たちが最初行った先の医院のホームページを見るとハーフリンガルしかできないことが読み取れる。もちろん非抜歯の簡単なものはリンガルブラケットでもできるようだ。この程度の技術の医院はたくさん存在している。でもこれでは満足を与えることはできないだろう。まったく装置は見えている。例の小雑誌ときれいな診療所にだまされる患者さんは後をたたないようです。
甘い言葉と無料検査にご注意いください。