2009.05.15
新しいマルチリンガルブラケット啓蒙サイトを立ち上げました。
マルチリンガルブラケットについてのサイトを立ち上げてみませんかというお誘いがありまして、作ってみました。
とてもきれいなサイトになったと思います。
今週のはじめ、歯が動かなくて差し歯にされそうだという患者さんからさっそくお電話をいただきました。来院したいということですが飛行機を使わないとこれないほどの遠方です。私が話を伺った限りではやはりリンガルブラケットをしているがうまくいっていないようでした。
しかし、歯が動かないというのはリンガルブラケットのせいではもちろんありません。リンガルブラケットで動かないものは普通のブラケットでも動きません。よく担当医の先生ともう一度相談してくださいということを告げて電話を置きました。
かなり遠すぎるし、拝見しただけですぐに解決できるような感じをうけませんでした。しかしかなり悩まれているのではないかと思うとお気の毒です。
普通歯が動かないというのは骨性癒着を疑います。これは外傷や炎症などで骨と歯が直接くっついてしまうものです。骨と歯は実際には接していません。実は間に歯根膜という靭帯組織があります。この歯根膜の中の細胞がないと歯は動きません。
おそらく歯が動かないとすれば骨性癒着しかありません。
一度先生との間が崩れると中々医院に行く勇気がなくなるものです。でも一番状況をよく知っているのは担当医の先生です。骨性癒着がおきればそれでおしまいではありません。うまく治療することができます。
心配しないでまずはご相談。すぐに抜いたりかぶせたりしないでください。歯がかわいそうです。