2009.08.17
アイ矯正歯科を開業した当初は初診で来られる患者さんの100%と行っていいほど治療を開始していました。
しかし最近はその率が低下しています。どうもそれはアイに限った傾向ではなく。色々な医院を見られて治療を決めたいと言う方が増えたということで、選択肢が増えたことは喜ばしいことだと思っています。
セカンドオピニオンの相談を受けることもありますのでそれもいいことだと思います。
さて、いい事尽くめではないのが世の中です。
初診料無料、検査無料というのはいかがなものか?ということは以前のブログでも批判しました。結局、他の患者さんにご負担いただいているということです。分かりやすく言うと、高速道路無料化と似ています。私は大歓迎ですが、車の運転しない人にとっては税金の無駄遣いだと思っている方もいるでしょう。まーこの場合は経済が活性化し物流コストの削減にもなり、無駄な道路を作らせいなど恩恵に差はあるものの全体としては是ではないかと思います。
話はそれましたが、問題はいい歯医者を見分けたか?ということです。
最近では歯科業界の不況と数の過剰は衆知になりつつあり、どこの医院も患者さん獲得には力を注いでいます。そこでできないことまで記載するホームページが氾濫して患者さんを惑わしていることも事実です。矯正医も私が矯正科に入局したころにくらべて2倍に増えました。
私が心配していることはそれによって起きる不幸です。最近はセカンドオピニオンではなく、すでに治療が始った、装置を装着された方からの相談が増えているのです。実は以前はまったくと言っていいほどありませんでした。
上記内容を理解していただければ何故増えたか?という原因の一端はよくわかると思います。
ネットサーフィンをしてさらに医院のサーフィンをした。なんとなくフィーリングがあったのか理由はわかりませんがそこに決めた。
まてよおかしいと思った。確かにおかしいことに気が付いたといった経過のようです。
もちろん何とかしてあげたいですが、すでにその医院に多額の治療費支払い済みであったり、歯を抜かれていたり、抜いて長い期間たっていたりして、総合的には状態はかなり悪いものがあります。
最初にもどしてあげたい。それは患者さんと私、共通の夢にその時点でなってしまいます。
しかし、ありえない。この治療はありえない。どこで習ったの?あるいはこの金額はありえない。どうして支払ったの?
矯正は一生に一度です。これは間違いありません。高い買い物です。ですからよくお考え下さい。過剰なサービス、華美な内装。そうしないと患者さんがここには来ないんだな。っと思っていただければ少しは判断基準になるかもしれません。それもすべては治療費で負担していることなのです。
信じられないほど経営が悪化している医院もあります。アイにとってはありえないことです。
でも医院がある日なくなっていたら??なんて時代来るかもしれませんよ。
矯正治療は力を加えれば歯が動くことが基本です。その加え方と装置、そして診断に工夫がいることなど、医科全体を見渡しても非常にめづらしい他にはない治療法です。
よく医院を選ばれる前に総合的に考えてください。長いお付き合いです。そして一生に一度です。