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"跳ねる、ウサギの医者"

1月4日の日経新聞に"跳ねる、ウサギの医者"という記事が掲載されていました。

 

斉藤久美子さんという獣医師が一念発起してウサギ専門の医院を立ち上げた。という内容でした。

 

ウサギを飼っている人たちのためにウサギ専門の獣医師になったという話です。

 

昔から獣医師は大変だと思っていました。魚や爬虫類、犬、猫。人以外すべての生き物が守備範囲になります。

 

この姿に実は私は自分たちの昔を見ました。そんな立派なものではありませんが、

 

1960年代初頭にすでに藤田先生はマルチリンガルブラケットを用いた治療を始めていました。

 

1979年アメリカの矯正歯科学会誌AJOに論文と症例を掲載したのです。AJOは投稿から掲載まで長いときは2年ほどの時間を要します。

 

従って1960年代にはこれがある程度形になっていたのは間違いありません。

 

私が生まれたのが1960年です。

 

先生の苦労は計り知れないものがあります。私が初めて藤田先生のことを知ったのは中学生のころ当時の新聞記事でした。こんなことができるんだその時は漠然とした感覚でした。

 

歯科医になり矯正科の門を叩いたときまさかこれに従事すると思いませんでした。先に主人が1986年に師匠である鶴田先生の紹介で藤田先生の所に見学と手伝いに行っていました。その時から始まったのです。

 

出会いは大きな運命を含んでいます。

 

当時の日本はまだ右肩上がりの経済の影響で誰もこの裏側(舌側)からという治療に興味を示しませんでした。おそらく横浜、東京、いや全国を通じてもアイ矯正歯科はもっとも最初にこの技術で開業した医院と言えるでしょう。

 

さてその後色々な工夫をし今現在は表側の通常の治療で治るものは裏側からでも治りますと断言できるまでになりました。

 

いつか日本も矯正治療が一般化すればだれも裏側(舌側)に装置を付けずに済むだろうと思ったこともありました。しかし、日本人の特有の恥ずかしさや奥ゆかしさは健在でした。

 

残念なことに先生たちは高齢になり第一線を引退されました。

 

今も昔も複雑な治療法であるのは当然です。裏側から行うことには変わらないのですから。

 

今はワイヤーを曲げない矯正医が増えています。チタン系の超弾性ワイヤーをそのまま入れる。これだと裏側からは治療は不可能です。できたとしても単純なものだけです。

 

最近、アイ矯正に来る患者さんの大部分は他の医院で断られた方ばかりです。"表側から見えない矯正治療"というコピーは私が主人と相談して作ったものです。当時バスの後ろに宣伝を貼るために作ったコピーです。おそらく私たちが作ったと言ってもいい過ぎではないかもしれません。

 

当時は地域の歯科医師会の幹部の人たちにお叱りや注意を受けました。"そんな治療できるのですか?"と言った内容でした。できます。そう答えるしか返事はありませんでした。今になってインターネット上にこの"見えない矯正治療"の言葉は踊っています。しかし、大丈夫だろうか?誰に習ったんだろうか?疑わしいものが多くあります。

 

この治療法には歴史があり治療自体には問題はないが歯科医の方の修練に問題があります。また教えている場がわずかな期間の講習会では無理があります。

 

私は10年はかかると思っています。修業しないとできない。"合理的なことを考えるな、それは手抜きになる"。っと私の弟子には言います。しかし、人は必ず合理的な方向を模索します。だからできない。何とか日本で生まれた治療法を守っていきたいものです。

 

最近、こういうことを耳にしました。"技工士さん治療している"。です。

 

どういうことかというと歯型を取って技工所に送る。あとの治療の大部分は裏方の技工士さんが設定して作りそれをセットする。これでは技工士さんが治療しているという批判がでても仕方ありません。

 

使用説明書にしたがって操作している電化製品のようなものになってしまいます。

 

どうも新年も同じようなくどい真面目な内容になってしまいました。

 

でも人は変わりようがありません。真面目にやります。

他にありません。

 

今年もよろしくお願いします。

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