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アンカーインプラントの勘違い

アンカーインプラントを簡単に説明すると

歯を動かす時に引っ張るための取っ手を骨の中に埋め込むものです。

 

私は1999年にアメリカ矯正歯科学会AJO-DO (American Journal of Orthodontics Dentofacial Orthopedics115:654-659)の中でアンカーインプラントでの治療例を報告しています。

それはリンガルブラケットで外科矯正患者さんの反対咬合治療に使用しました。

当時はアンカーインプラントという名前は存在しなかったと思います。

その時は整形外科で骨折した指の骨を固定するために使用されていたネジを使用しました。

でないと患者さんには法律上使用できません。

もしかすると最初の症例報告かもしれません。

 

昨日、患者さんにアンカーインプラントを使用すると早く治りますか?

と聞かれました。

私は"そんな事はありませんよ"

と答えました。

アンカーインプラントも矯正の一つの装置としての選択肢にすぎません。

歯が骨の中を動いていく速度に変化はないのです。

もちろんそれなりに有用なものではあります。

しかし現在、すべての症例に使用しているような先生もいるようです。

それはどうかな?っと思います。

 

アンカーインプラントには色々な種類があります。

先生方は用途に合わせて自由に選択できます。特別な物ではありません。

しかし、骨の中に外科的に設置することには変わりません。

当然それなりのリスクはあります。

"必要のない外科手術はしない方がよい" これが私の考えです。

 

歯が並んでいる歯列の中に設置して歯を牽引できるといいのですが

そうはいきません。

必ず歯列の外あるいは内側、そして上方、下方の骨の中に設置という事になります。

その設置した場所から歯は引っ張られることになります。

外に広がったり、中に入ったり、上に下にと動く要素ベクトルが加わってしまいます。

それを考慮に入れた治療が必要になります。

 

現在、私がホームページ上に報告させていただいている患者さんには使用していません。

今後もあまり使用しないだろうなっと思っています。必要ないからです。

もちろんアイ矯正にはその準備はあります。

 

必要に応じて適切な診断の上で使用する分には良いですが

それほど多くの症例にはならないはずです。

患者さんにアンカーインプラント入れたいですか?

と聞いたら

患者さんは"いいえ、いいえ" と言っていました。

好きこのんで入れたい人はいませんね。

 

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