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3.11

今年もこの日が来てしまいました。

あの日は金曜日でした。

私も昨日のように覚えています。

 

まだその時は大学の矯正科に勤務していました。

私は午前中から実験をする予定でした。

凍結切片を作成するためにミクロトームにかじりついていました。

後ろでは生理学教室の先生が実験をしていました。

今でもとても仲良くさせていただいています。

最初に地震で揺れた時に私はミクロトームから顔をあげ

前の壁がメッキと音を発したのを覚えています。

後ろを振り返るとまだ先生は実験していました。

「かなり揺れますね。まだ揺れてますよ。」

そんな会話をしました。

それでも実験を続けました。

そしたら2度目の揺れが来て

今度は振り返ったら先生がいません。

すでに非難していました。

 

私も建物から外に出ると

すでに基礎系の研究室、小児歯科の先生方が外に避難していました。

電車が止まっているのが見えました。

すぐに東北が震源地の大きな地震が起きた事を

誰かが言いました。

その中に東北にご家族をおいて単身赴任している先生がいて

電話が通じないと大騒ぎになりました。

公衆電話から通じた見たいで大丈夫であることが確認できました。

 

私はそのまま実験にもどりました。

今日は金曜日で矯正科の医局会のある日でした。

当時私は矯正科の医局長でして司会と報告連絡をする役でした。

4時ごろ大学病院へ向ってびっくり

停電していて大騒ぎになっていたようです。

振り返ると電車から人が線路に降り始めています。

この時点で初めて事の重大さに気づきました。

 

私がいた研究棟は停電も何も起こらなかったのです。

ただ地震を感じただけでした。

実験に夢中になっていた私は病院でのこの事態を想像していませんでした。

すべての事が落ち着き今私が勤務しているアイ矯正へ

バスは普通に走っていました。

アイ矯正も停電だったようです。

テレビを見てさらにびっくり。

ここで東北が大変になっている事を知ったのですが

これほどだとはもちろん思っていませんでした。

 

娘が高校から帰って来れなくて一夜を高校で過ごし

翌朝迎えに行きました。

翌月曜日から大学で患者さんをキャンセルしました。

しばらくは朝大学に来て来られた患者さんの治療はしますが

そうではない方は大学病院に来れた先生たちで手分けしてキャンセルしました。

水や乾電池がコンビニから姿を消しました。

大学会館の自動販売機だけがその存在をしらていないので

手に入れる事ができました。

夕方、後輩の岡田先生の論文をこの時インターネットを通じて

アメリカ矯正科学会誌に投稿しました。

治療がなくなったので時間の有効利用はできました。

だれもいない研究室で2人で論文を最終仕上げして投稿しました。

この論文はアクセプトされ掲載されました。

今朝、岡田先生にメイルしました。

 

その後夏にボランテイアについて東北を訪問しました。

ボランテイアの一時撤収を手伝いました。

そん時ボランテイアに参加していた高齢者歯科の後輩が

海岸線を車で走り津波の惨状を説明してくれました。

IMG_0009震災.jpg実際に私が撮影した写真です。

ここに少し前まで家が建ち、道路があり

人が住んでいた街があった事は間違いない

でもいったい何が起きたかは想像できない。

そんな感じを受けました。

ボランテイアに参加して事実を目で見れた事はとても貴重でした。

 

札幌にいる友人が乾電池と充電器、そして懐中電灯を送ってくれました。

 

いつ地震が来るかわかりません。

考えると恐ろしいのですがそれは仕方ありません。

備えることだけです。

その後、家族分のリュックサックを購入し寝袋を購入しました。

 

今日仕事が終わったらチェックしてみます。

思い出せる内容を記載してみました。

 

毎日。地震に備えては暮らせません。

どこに行くにも持っていく事はできません。

でも恐ろしい事だけは少しですが経験できました。

東北の方たちはいまだに地震の後遺症に苦しんでいます。

失った物の大きさは忘れることのできない事でしょう。

 

多くの犠牲者のご冥福をお祈りします。

すべてが不可能ですが元に戻れることを祈っています。

 

 

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