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上顎顎外固定装置

勉強会の学生さんから質問がありました。

「顎外固定装置というのはチンキャプ(オトガイ帽装置)、ヘッドギイアそして上顎前方牽引装置も含むのですか?」

うん、良い質問です。

オトガイ帽装置は別名チンキャップです。両方の名前で国家試験には出題されます。

これは下のあごの成長を抑制する装置です。

抑制すると言っても大変ゆるやかな制御をすると言った事です。

決して成長が止まるものではありません。

下のあごの過成長が原因で起きる反対咬合(受け口)の方には適応です。

 

上顎骨前方牽引装置は上あごの成長が悪く

反対咬合になっている方に適応し

上のあごの成長を促進してあげる装置です。

 

そして上顎顎外固定装置、別名ヘッドギアは上あごの成長を抑制するものです。

上のあごの成長が旺盛で上顎前突(出っ歯)になっている患者さんにもちいます。

 

これらの装置は実際に成長期の患者さんには良く使用される装置です。

矯正治療は歯だけの問題ではありません。

 

さて学生さんの質問ですが

顎外固定装置と言うと通常はこの上顎顎外固定装置の事を意味します。

と答えておきました。

 

しかし、厳密に言えば顎外固定というのはお口の外にに固定源があるという事です。

固定源とはアンカレッジと言うのですが

これは何かに力を加えるときにその基準となる物の事です。

何かを動かそうとすれば必ず反作用がうまれますそれを受け止める部分が必要になります。

それがお口の外にあるという事です。

たとえば頭とか首です。

 

上記3装置はすべてが顎外固定装置になります。

でもここに英語表記が絡んできます。

顎外というのはextraoralという英語になります。

oral(オーラル)は最近テレビCMでもオーラルケアという言葉あるように

一般的にも認知されている英単語になりつつあります。

お口のというイメージで充分です。

お口以外の所に固定源がある。すなわち頭や首から引っ張るという事です。

実は顎外固定装置extraoral anchorageと言う英語訳になります。

上顎顎外固定装置の略はE.O.Aと言い、まさにこの事です。

 

従って顎外固定装置はヘッドギア、上顎顎外固定装置という事になります。

 

歯科用語は難しいのが難点です。

一般的に使用する言葉ではありません。

さらに欧米から来た装置の日本語訳がそれを複雑にしています。

患者さんにはなるべく平易な言葉で説明するようにしています。

理解して頂いたかの確認も重要です。

 

この10月末から6年生は卒業試験が始まります。

体調管理、精神的な管理にも気をつかいます。

 

歯学部に入学して6年間勉強し

ここで卒業試験に合格し、さらに国家試験に合格して研修医です。

長い、長い道のりですね。

 

今日は専門的な話になってしまいました。

もし読まれている方で分からない事がありましたら

遠慮なくお聞きください。

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