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歯を抜くか?抜かないか? Part 2 バクシネータメカニズム

・バクシネータメカニズム(頬筋機構)

この問題を矯正治療では避けては通れません。

バクシネータメカニズム.jpg

少しピンぼけですみません。

右の図は歯列を囲んでいる筋肉を表しています。

唇の筋肉は口輪筋(こうりんきん)と言います。

頬は頬筋(きょうきん)、その後ろを翼突下顎縫線(よくとつかがくほうせん)、

さらにその後ろに上咽頭収縮筋となります。

これらの筋肉は歯列を外側から常時圧力を加えていることになります。

かなり個人差があります。すごくゆるく弱い人もいれば

強くて大変な方もいます。それは常時歯に力を加えています。

これが歯並びを作ると言っても過言ではありません。

これに対して内側からの対抗勢力は舌です。

舌も筋肉(横紋筋)です。

これら外側の筋肉と舌の内側から外へ押す力の

均衡の取れた所、すなわちニュートラルゾーンに歯はあるのです。

これはすでに認められている事です。

歯科大の授業や国家試験に出題されているような内容です。

 

かいこう、過蓋咬合.jpg

この二人の患者様の違いは?

これは唇の力が大きく関与しています。左側の患者様は開咬と呼ばれる症状です。

開咬とは噛んでいても連続した数歯に渡って噛まない状態を言います。

これに対して左側の患者様は過蓋咬合です。

過蓋咬合とは上顎前歯が蓋(ふた)をかぶせたようになっている事です。

下の前歯は正面から見ることができません。

この二人の患者様を拝見して大きな違いは

それは唇の強さです。前者、開咬の患者様は弱く

後者、過蓋咬合の患者様は非常に強いです。

開咬の患者様には他にも問題があります。

骨格的な問題、そして口呼吸の問題もあります。いつも口を開けています。

咀嚼、嚥下の事もあります。

過蓋咬合の患者様は鼻で呼吸が充分できます。

そしてきちっと口を普段あらむすんでいられます。

そこで本題にである抜歯、非抜歯?抜くか?抜かないか?に戻ります。

なぜ歯列を拡大してはいけない。

歯列弓の幅は維持しておく方が安定する。

それは結局バクシネータメカニズムの均衡を壊すからです。

歯列を側方に拡大していけば口輪筋、頬筋などの筋肉群の抵抗を受けます。

そして小さくしすぎると今度は舌の抵抗にあいます。

筋肉はそれほどすぐに変化してくれないので結局後戻りしていまうのです。

側方に拡大は少しならできます。ほんの数?です。

しかり過剰に期待してはいけないと言う事です。

お顔立ちも口もとが大きく広がり悪くなります。

さらに深刻な事があります。

拡大しすぎると歯は骨から出ていきます。

成人の方で新しく骨ができるとお考えにならないでください。

過剰に拡大すると恐ろしい事に骨から歯は出て行きます。

歯茎は下がってきます。

骨がこれぐらいの事で再生すればiPSは必要なくなります。

実際にそういった気の毒な方を拝見した事があります。

"どうしてこんな事になったの?" 恐ろしい状態でした。

歯列の幅を大きく変えるような拡大が必要な場合は

やはり抜歯を選択する必要があります。

この続きはまた次のブログで説明します。





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