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低位舌(ていいぜつ)

・低位舌

前回のブログで異常嚥下癖(いじょうえんげへき)について記載しました。

そこで低位舌について触れなければいけません。

今は異常嚥下癖よりも歯並びに影響していると疑われています。

 

低位舌とはなんでしょうか?

その前に皆さんの舌は何もしていない無意識の時(安静位)にはどこにありますか?

(1) 口蓋(こうがい、上の顎の天井)にくっついている。

(2) 歯に触れて、歯列の中にある。

 

正解は(1)でなければいけません。

実は舌は安静位の時には口蓋と言ってお口の中の天井にくっついています。

そして、舌先は歯に触れていません。

このポジションが正常な位置です。

 

私もはじめこれを聞いた時には

重力があるのに舌は上にあがっているの?っと思いました。

しかし自分の舌の位置を考えると舌は確かに天井に張り付いてます。

正常だったんです。

舌は上の顎の天井に張り付くことによって

上の顎の側方への成長も惹起させています。

 

では低位舌はどうでしょうか?

低位舌.jpg舌の位置をバリュームでわかりやすくしました。

これが低位舌です。

この患者様は前歯部開咬(かいこう:噛んでいても前歯はあいている)です。

正常なら舌はもう少し上方にあります。

バリュームを飲み込んでもらいました。

舌は上方に上がらずにバリュームを喉に流し込もうとしています。

低位舌→異常嚥下と言った構図も成り立ちます。

 

低位舌ななぜそんなに問題なのでしょうか?

実は嚥下は一日800回?1000回はすると言われています。

でも前歯を押している時間は1回につき0.1秒ぐらいでしょうか?

800回で80秒という事になり、ごくわずかな時間です。

この時間で、しかも連続的ではありません。

それで前歯に悪影響を及ぼすと言うのは考えにくいです。

 

そこで本当の犯人、真犯人は実は低位舌ではないかと言われています。

低位舌なら長時間作用しているからです。

 

低位舌を見分ける簡単な方法があります。

それはポッピングです。

舌を口蓋に吸い付けて離すと "ポン"と音がします。

これができれば低位舌ではない可能性が高いです。

これができなければ低位舌でしかも異常嚥下癖がある事になります。

 

簡単な動作ですが見分けることができます。

ポン、ポンとならしてみてください。

 

口腔機能は歯並びに影響します。

これが原因で疑われる不正咬合は先ほどお見せした前歯部開咬です。

前歯部開咬は不正咬合の王様と言われている理由はここにあります。

この口腔機能を治療しない限りは完治したとは言えないからです。

 

神奈川県横浜市 矯正専門で開業して22年

 医療法人社団愛美会アイ矯正歯科クリニック

日本矯正歯科学会 指導医 認定医

育成・厚生認定医療機関

臨床修練指導歯科医 

歯学博士 副院長 福井只美

 

 

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