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1867A.jpg

本年最初の症例にこの患者様を選ばせていただきました。

今年もよろしくお願いいたします。

昨年の暮れの事、こういった質問を受けました。

正中離開(上顎の真ん中に隙間がある)この状態を部分矯正で治療している。

しかし、隙間が隣の歯、そしてまたその隣の歯と移るだけで閉じない。

最終的に隙間が閉じるか?どうか?不安です。と言った内容のものでした。

結論から記載しますと治りません。

部分矯正は前歯部にしか装置がついていません。

隙間のある場所が前歯の中を移動するだけでなくなることはありません。

これは歯科医に問題があります。始めからわかっていることです。

隙間がある状態の不正咬合は実はでこぼこよりも難しいのです。

ではなぜ難しいのでしょうか?

歯のでこぼこは歯が並ぶ場所が歯の大きさに比べて狭いので起きます。

ではすきっ歯はどうでしょう?この逆です。

歯の大きさに比べて歯が並ぶ場所が大きいのです。

でこぼこの場合、並ぶ場所に合わせて歯を抜いたりします。

ところがすきっ歯だからといって骨を取ってしまう事はできません。

従って後ろの方へ隙間を徐々に移動させていって

そして最中的には奥歯まで持っていて閉鎖させます。

従って部分矯正では治らないのです。

一見簡単そうに見えるのですがそこには落とし穴があります。

そして後戻りが起きやすい不正咬合としても有名です。

それは不正咬合を作った原因がすべてそこに残っているからです。

1867B.jpg

写真の撮り方で少し真ん中がずれて見えますが実際には一致しています。

最初少し出っ歯ぎみだった状態も改善しています。

あともう少しかみあわせをよくすれば装置を外す事ができます。

 

これで人と話すときに手で歯を隠す事から解放されます。

保定装置をよく使用していただけば後戻りも防ぐ事ができる事でしょう。

 

すきっ歯は意外に思われるかもしれませんが難しい歯並びになります。

安易にお考えにならないでください。

安かろう悪かろうは残念ながら歯科の世界にはあります。

部分矯正は実際には限局矯正と言うべきかと思います。

もちろん部分矯正で治る症例もありますが実際には数%もないはずです。

私の恩師が言ってました。「歯は連続的に並んでいるのに、どうしてそこだけ治していいんだ?」

私もそう思います。簡単な事を言われるとどうしてもその誘惑に負けてしまいます。

でも少し立ち止まって考える事はよいことです。

 

さて、今年もアイ矯正の診療が今日から始まりました。

2016年、どんな患者様とお会いするか?楽しみです。

多くの方が手で隠さずに笑えて、歯を失わないようになる事が私たちの仕事です。

 

 

 

 

 

 

 

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